1日1~1.5リットルの唾液が出ます
喉が乾いた頃には水分が不足しています
熱中症の時期になると言われるのが「喉が渇いたと感じた頃には、体の中の水分が随分と抜けてるので、喉が渇く前に飲みましょう」というものです。熱中症の時期だけでなく、口が乾燥しがちな方は、こまめに水分補給をしましょう。最近は200ccしか入らないような小さいボトルも流行っていますので、出かける時にも邪魔にならず便利ですね。
おすすめの水分補給
水(またはお茶)
普通の水またはお茶をこまめに飲みましょう。お茶の場合にはカフェインが含まれますので、適度に飲んで下さい。
唾液が少ない人は酸性の飲み物に注意
こまめに水分補給するため、酸性の飲み物は歯のエナメル質が溶けやすくなるので避けましょう。炭酸飲料は、単なる味のないタイプでも酸性なので、こまめに口に入れると歯が溶けやすくなります。特に、唾液が減少している方が、酸性の飲み物を飲むと、お口のpHがもとに戻るのに長時間かかりますので、それだけ歯が溶けやすくなります。酸性の飲み物を寝る前に飲むと、夜中には唾液がさらに減少するので、さらに歯が溶けやすくなります。
(参考文献:歯界展望 Vol. 106 No.6 2005-12, p1133-1137)