ルブレンを購入したいけど、家族に反対される、お金がかけられない、などで自分でケアしたい方も多いと思います。そんな時に参考にしてください。
口臭外来に診察にくる方の半数は口臭がしない
まず、口臭外来のお医者さんの話で良く出るのは、「診察にくる患者さんの半数は、計測すると口臭がない」と言います。この場合の、口臭がないというのは、30センチ以上離れたら臭いがしないことを言います。人間も動物である以上、無臭になることはないので、必ず何かしらのニオイはあります。よって、30センチ以上離れて臭いがしないものは口臭とは呼ばないのです。
客観的には口臭がなくても、自分は気になるという場合には、「自臭症」と呼ばれる分野となります。その場合には、電車に乗っていても、「隣の車両(ガラス扉で空気の往来はない)の方が、口元を抑えているのは、自分の口臭がひどいからだ」とも主張する方もいます。そんなわけがないですよね?
自臭症ではなく、本当に口臭がする場合のセルフケアは次のようになります。
※いろんな薬を飲んでいる方は、その中に口が乾燥する副作用「口喝」のケースもあります。また、糖尿病などの病気や全身の問題で口臭がするケースもあります。そちらは医師にご相談下さい。
口臭の主な発生源は口の奥
歯や歯肉が病気なら、そこから臭うことはあります。しかし、多くの口臭の原因は口の奥になります。主に舌とその周辺です。しかし、舌の手前は磨けますが、奥は危ないので磨けません。そこで、口の奥を汚れにくくするセルフケアをご紹介します。
歯磨き粉で安心していませんか?
歯磨き粉を使うと汚れが良く落ちると思っていませんか?実は、逆効果のケースがあります。ミント系の味の場合、ちゃんと磨けていないのに気分だけスッキリして、歯磨きが短時間で適当になりやすいのです。だから、歯磨き粉をつけずに、水だけで磨く歯医者さんもいる程です。歯磨き粉選びをするよりも、歯医者さんで歯みがき指導をしてもらったことを思い出して、しっかり磨くと良いです。また、フロスやタフトブラシを追加で使うと効果的です。
口の臭いが増える時間帯をご存知ですか?
食事をした後じゃなく、食事前の方が口が臭い
もちろんニンニクを食べたら食後は臭います。しかし、通常の食事であれば、食事で口臭はリセットされます。なぜなら、食べる時に口の中の汚れも取れてしまうからです。とくに、野菜などの食物繊維などもブラシのような働きがあると言われます。逆に、あまり噛まない食べ物や飲み物だけで食事を済ませると口臭リセット効果は少なくなります。よって、朝食を抜いて、食べていないから歯磨きも適当、という場合には、口臭がリセットされていません。できれば1日3回しっかり噛んで食べて歯磨きをしましょう。
寝る前は口をキレイにしておく
日中は食事で口臭がリセットされる機会がありますが、睡眠中は雑菌が増えます。そのため、寝る前には歯磨きはもちろん、専用の舌ブラシで軽く舌磨きをすると良いでしょう。舌磨きはゴシゴシしすぎると表面が傷ついたり、固くなって保湿効果が低下し、むしろ口臭が悪化しますので、絶対にやりすぎないようにしてください。
口の潤いを大切に
マスクで油断して、口が空いたままになっていませんか?
口呼吸で口腔内が乾燥すると、口臭の原因になります。マスクをしていると口を閉じなくてもわかりません。しかし、口呼吸の癖がつくと、夜中も口が空いたままになると思われ、雑菌が増えやすくなります。
こまめな水分補給
唾液こそが最高のセルフケアです。唾液が少なくなると口の汚れが溜まりやすくなります。唾液の元になる、水分補給はこまめに行ってください。また、水分を補給するたびに、口や喉の汚れを流し、口の保湿をすることにもなります。
睡眠とストレス発散
唾液にも免疫作用がある
唾液中の免疫が落ちると、口の中の雑菌も繁殖しやすくなります。よって、体全体の免疫が下がらないように、睡眠をしっかりとることも大切です。また、ストレスも上手に発散してください。
免疫が下がると、扁桃のトラブルにも
扁桃が汚れやすくなり、炎症を起こし、膿がたまることがあります。体全体が疲れたり、免疫力が下がった時に扁桃のトラブルが発生しやすくなり、口臭の原因になります。
緊張・ストレス時に唾液の種類が変わる
唾液にはサラサラ系とネバネバ系があります。緊張・ストレスを感じているときにはネバネバ系の唾液が分泌される仕組みになっています。それは自然なので良いのですが、ネバネバ系の唾液は口の浄化作用が少ないので、口の汚れが溜まりやすくなります。少し緊張をほぐしてみたり、水を補給するなどで対応してみて下さい。
まずは身近な人に聞いてみる
まずは、ご家族に自分の口臭が気になるか聞いてみることから始めてみて下さい。実際にはそんなに口臭がしないと言われることが多いです。
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