子供から「口が臭い!」と言われてショック、夫に「実は臭うよ」と言われてショック。そんな傷つく方がいます。また、言われなくてももうあきらめているという方も(;'∀') しかし、恋活、婚活、妊活の場合にはそうもいきません。人生計画が狂ってしまいます。円満な家族関係・恋人関係を保つために、朝の口臭は無臭にしたいですね。
朝の口臭が発生する原因~夜中に悪玉菌が増える~
口呼吸などで、夜中に悪玉菌が侵入しやすい
口呼吸が多いと、外部から悪玉菌がどんどん侵入します。特に、コロナ以降、マスクが習慣化されて、マスクの中で口を開ける習慣になっている方も増えています。また、蓄膿症・アレルギー性鼻炎が原因のことも。通常は、外部の空気は鼻を通過し、そこでフィルタリングされてゴミなどはある程度除去されます。そのフィルタリング機能がなく、直接口にゴミや悪玉菌が侵入します。
夜中に唾液が減少して、悪玉菌が繁殖しやすい
夜中は唾液が減少する時間帯です。日中は食事をしたり、話したりすると唾液が活発に出ますが、睡眠中にはサラサラした唾液は出にくくなります。また、服用している薬の副作用「口喝」唾液が少ない方もいます。悪玉菌も唾液で洗い流せば繁殖しにくいのですが、夜中は悪玉菌が増えてしまいます。
唾液の免疫力低下で悪玉菌に対抗できない
唾液自体に抗菌作用がありますが、ストレスなどで唾液の抗菌力も下がります。悪玉菌が繁殖する際に、それに対抗する力が減少してしまいます。
朝の口臭の予防方法
口に侵入する悪玉菌を減らす
口呼吸の習慣を改善する
- マスクの中でも口を開きっぱなしにしない
- 鼻炎などの場合には耳鼻咽喉科の診断を受ける
寝る前に鼻うがいを行う
後鼻漏で口に鼻水が流れ込みます。日中は自然と飲み込んでいますが、夜中は口や喉にねばりつくことも。鼻うがいをすることで、汚れた鼻水を少しでも減らしましょう。
口の乾燥を改善する
唾液腺マッサージをして寝る
唾液腺は3か所ありますが、とくに耳下腺(耳の下というより、こめかみの下)をマッサージするとサラサラ唾液が多く出ます。
部屋の加湿をする
寝室に加湿器を適切に使えば乾燥を改善できます。室内や加湿器内にカビが生えないように適切に使いましょう。
水を補給する
唾液は水分なので、寝る前に多少の水分補給を行いましょう。アルコールやタバコは口が乾燥するので、寝る前などはやめましょう。
副作用のある薬について医師と相談する
薬の副作用があるとどうしても口は乾きます。その場合には医師に相談してください。
予防できる商品を利用する
口臭を消すことはできませんが、予防商品としては、歯磨き、舌磨き、マウスウォッシュがあります。汚れを取り、口臭を予防してくれます。注意点は、すでに存在する口臭を消すことは国の法律で認められていません。しかし、予防的に汚れを取ることは大切ですので、行ってください。
歯みがき(予防)
ミント系の歯磨き粉や、泡がでるタイプは、スッキリするので磨いた気分になるのが早いです。だから歯磨き時間が短くなり、磨き残しが多くなります。むしろ、水だけで磨いたほうがキレイになります。
舌磨き(予防)
舌磨きはやりすぎると逆効果です。日本人はキレイ好きなので、舌がピンクになるまでこすりますが、それはやりすぎです。血が出る、味覚障害になる、舌の表面が乾燥して口臭が悪化するなどの副作用があります。磨きすぎる性格の人は、むしろやらないでください。
マウスウォッシュ(予防)
寝る前に強いアルコール系のマウスウォッシュを使う方がいますが、スッキリしますが、保湿という点では逆に乾燥することも。
唾液の免疫力を下げない
ストレスや緊張を和らげる
唾液自体に免疫効果があるので、悪玉菌と戦います。その力を落とさないように、ストレスや緊張はやわらげてリラックスして寝ましょう。寝る直前までスマホ画面を見て忙しくするのはオススメしません。
食事で腸活を行う
腸が免疫機能に大きな役割を果たします。食生活を見直しましょう。ヨーグルトだけ食べても腸活にはなりません。せっかく善玉菌をとるのであれば、ヨーグルト・納豆・味噌など多種類のものを食べるようにして偏らないようにしましょう。