妊娠中、産後の口臭の原因
ホルモンバランスがくずれる
妊娠中はホルモンバランスがくずれやすくなります。
ホルモンバランスが崩れると、唾液の分泌量が減少してしまい細菌が繁殖いやすい口内環境が作られます。これにより、口臭も強くなりやすくなります。
ストレスで唾液がネバネバになる
唾液は通常サラサラしています。しかし、ストレスがたまると口内の細菌が増えてネバネバになってしまいます。
定期的にリラックスできる環境を作ってストレス解消することが大切です。
睡眠不足
妊娠中、特に初期にはプロゲステロンという月経前症候群を引き起こすと言われるホルモンが分泌され、睡眠不足につながります。
睡眠不足になると、起きているのに体が寝ている状態に近くなり、唾液が減少します。そのことにより、口内洗浄の働きに必要な唾液量が足りず、口臭がひどくなります。
食生活が乱れる
「赤ちゃんのため」と思って栄養を摂るりたくなるのも分かるのですが、暴飲暴食が過ぎると胃腸の働きが悪くなり、消化能力が落ちてしまいます。消化に時間がかかると腸内で食べ物から悪臭ガスが発生し、腸から血流に乗って全身をめぐり、肌から出ると体臭になり、肺に到達した悪臭ガスが呼吸で口からでると口臭になります。また、つわりなどで食欲が無くなることも多いので、少量でもなるべく食事を摂るように心がけると良いです。
授乳で水分不足で口が乾く
人間の体内には、水分が大量にあります。体内の水分の割合は成人の場合で一般的に体重の5~7割ほどと言われています。
母乳が出る量にもよりますが、授乳によってその何割かが体から失われるので、母体は水分不足になります。
適度に水分補給をし、口腔乾燥を防ぎつつ唾液分泌の促進を図ることが口臭予防につながります。
忙しくて歯磨き時間が不足する
日々の家事やお仕事も、お腹が大きいと普段より大変になってしまうものです。その中でつい歯を磨くのを忘れたり、時間が短くなったりしてしまいがちです。ミント系の歯磨き粉や泡がでる歯磨き粉を使うと、磨けていないのにスッキリしてしまい、汚れたまま歯磨きを終えてしまいます。
意識してしっかり時間を取らないと、口臭の原因になります。
免疫力が落ちて、唾液が細菌に対抗てぎない
妊娠していると、母体の免疫力は下がってしまいます。
これは、体内にいる赤ちゃんを異物と勘違いして免疫が誤った攻撃をしてしまわないようにするための仕組みです。
そのため、口内にいる悪玉菌も威力を増しますので、口臭がひどくなるケースが見受けられます。
対策
ミント系や泡立ちのよい歯磨き粉は使わない、使うとしても時間を確保する
歯磨き時間が短くなりがちなミント系歯磨きや泡立つタイプの歯磨きは使用を控えましょう。どうしてもスッキリしたい場合には、時間を見ながらしっかり磨いてください。虫歯菌や歯周病菌が赤ちゃんに映らないようにしてください。
休める時間を確保する
周りの人や行政の助けをかりて心身ともに休める時間を確保しましょう。食生活の改善、睡眠時間の確保、リラックスの時間を持ち、免疫力が低下しすぎないようにしてください。
唾液腺マッサージを行う
唾液腺マッサージを行えば、強制的に唾液を出すことができます。
妊娠中・産後も使えるルブレンナイトを
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