歯を磨いても口臭がする、内臓も悪くないのに原因不明の口臭がする!膿栓の原因と対策とは

歯も胃も悪くないのに口臭が気になるという方はいらっしゃるのではないでしょうか?最近はスメルハラスメントなんて言葉もありますね。職場の同僚にも嫌われてしまいますし、好きな異性や家族に嫌われたらとても悲しいですよね。会話するのを拒まれるそんな可能性だってあるのです。そこで、歯も胃も悪くない場合に起こる口臭の原因についてお伝えします。

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1.口臭の主な原因は歯と胃!
2.歯と胃以外で口臭の原因となるものは?
3.膿栓はどうしてできるの?
4.膿栓ができたらどうしたらいいの?
5.膿栓を予防するには?
6.まとめ

1.口臭の主な原因は歯と胃!

口臭の主な原因は歯を中心とする口です。特に歯周病は口臭の大きな原因になります。歯周病になって、歯茎が下がって歯周ポケットができ、そこに食べかすや歯石、歯垢がたまるとそれを使って細菌が繁殖します。最近は、メチルメルカプタンという玉ねぎが腐ったような臭いを発生させます。歯周病が別の呼び方で歯槽膿漏と言うように、歯周病になると歯茎が膿みます。そうすると膿んだ独特で強烈な臭いが発生します。

胃が原因の口臭もあります。胃から臭う場合、多くは胃の中の食べ物がうまく消化できずに起こります。うまく消化できなかった胃の中の食物は、胃の中で以上醗酵して、アンモニアを発生させます。アンモニアが臭うのは容易に理解できるでしょう。

ちなみに歯と胃以外では、舌も口臭の原因になります。舌に食べかすや口の中の死んだ細菌、代謝によってはがれた上皮細胞が苔のように張り付いた状態を舌苔と言いますが、舌苔についている食べかすや死んだ細菌、上皮細胞などに含まれているアミノ酸を細菌が分解して、揮発性硫黄化合物という臭いの原因となる物質を作り出します。

2.歯と胃以外で口臭の原因となるものは?

歯や舌などの口、そして胃が口臭の主な原因であることがわかりましたが、それ以外の口臭は何が原因なのでしょうか?それはもしかすると膿栓かもしれません。

膿栓とはどういうものでしょうか?膿栓は臭い玉とも呼ばれるものです。喉の奥に球状になってくっついており、つぶれると強烈な臭いを発するので臭い玉と呼ばれます。咳をした時に取れて出てくることがあり、その時に臭いを発するわけですが、膿栓という言葉からわかるように膿みの強烈な臭いがします。

3.膿栓はどうしてできるの?

膿栓はどうしてできるのでしょうか?1つの要因は喉の細菌やウイルスです。わたしたちが生活している大気の中には、細菌やウイルスがたくさんありますが、わたしたちの体は細菌やウイルスが口から侵入すると、それらの細菌やウイルスを撃退するために喉の扁桃という部分から免疫物資の白血球が分泌されます。

白血球はねばねばしているので、死んだ細菌、食べかす、代謝して剥がれ落ちた上皮細胞が白血球と結びついて、球状に塊になります。それが扁桃の付近のくぼみに溜まっていくのが膿栓です。

4.膿栓ができたらどうしたらいいの?

では、膿栓の原因がわかりましたが、膿栓ができたらどのように対処したらいいのでしょうか?綿棒やピンセットを使って自分で取る方もいますが、扁桃は傷つきやすい部分なのであまりおすすめできません。どうしたらいいのでしょうか?

1つはお風呂に入った際に、シャワーの水を口の中に当てる方法があります。シャワーの水圧を高めればある程度膿栓を除去することを期待できます。しかし、扁桃近くのくぼみに入り込んだ膿栓までは除去できないのと、水を多量に飲んでしまう危険性があります。さらに言えば、シャワーを通った水はシャワーホース内の雑菌をも含むかもしれず衛生的とは言えません。またデリケートな喉を傷める可能性も否定できません。

さらに水圧を利用する方法では、注射器を使った方法があります。注射器に水を入れて扁桃近くの膿栓ができたくぼみに水を勢いよくかけるわけですが、注射器は真っ直ぐできているため、なかなか膿栓ができている扁桃近くのくぼみにピンポイントに当てるのが難しいです。そしてこちらも膿栓をくぼみに入り込んだ膿栓まで完全に取り除くのは難しいです。

また、別の水圧を利用する方法があります。膿栓を流し去る専用のものとしてハンディ・クラウン丸形洗浄瓶というのが売っています。こちらは哺乳瓶のような形状から長いノズルがでています。この長いノズルがちょうど良いカーブを描いていますので、喉の奥まで入りやすくなっています。そして膿栓ができている扁桃の近くのくぼみにノズルの先を合わせ、最初は瓶の部分を軽く押してやさしく水を流し、慣れてきたら強く押して勢いよく水を膿栓ができてる部分に当てて、膿栓をとります。膿栓が剥がれ落ちたら、膿栓は水と一緒に口から吐き出します。この膿栓除去用のクラウン丸形洗浄瓶ですが、やはりくぼみの奥に入り込んだ膿栓までは取り出せません。

では、膿栓を完全に取り除くにはどうしたらいいのでしょうか?それは耳鼻咽喉科に行くことです。耳鼻咽喉科は、吸引によって、あるいは舌圧子という器具を使って扁桃の近くのくぼみに押し当て、膿栓を取り除いてくれます。耳鼻咽喉科での膿栓の除去は一般的なもので、保険適用にもなりますので、安価な費用で膿栓を除去していただけます。しかし、1度に膿栓を全て取り出さるわけではなく、何度か通院がいるのと、膿栓を全て取り出せたとしても、1度膿栓ができた人は膿栓ができやすい傾向がありますので、何度も病院に足を運ばなければならないかもしれません。

5.膿栓を予防するには?

膿栓ができた場合の対処法はわかりましたが、膿栓をできにくくするために何かできることはあるのでしょうか?膿栓は1度除去しても再びできてしまいますので、ぜひ知っておきたい点です。

膿栓をできにくくするは、まず口の中の細菌やウイルスを増やさないことが大切です。そのために水をこまめに飲むことが大切です。口の中に水分が少ないと細菌やウイルスは繁殖しやすい環境になります。それで、口の中がいつも十分に潤った状態を保ちたいのです。しかし、こまめに水を口に含むにも限界があるのも否めません。

さらに細菌やウイルスを増やさないという点ではうがいも効果的です。うがい薬を使ってうがいするならば、細菌やウイルスの繁殖を抑え、口の中は膿栓ができにくい環境になります。しかし、うがい薬の味が苦手という方もいらっしゃるかもしれません。

うがいという観点では、鼻うがいも効果的です。喉と鼻がつながっているのは言うまでもありません。口だけうがいしても、鼻から細菌やウイルスが入ってしまえば、やはり膿栓はできてしまいます。しかし、鼻うがいも苦手でできない方もいるでしょう。

扁桃腺を手術で取ってしまういう方法もあります。確かに扁桃腺を取ってしまうと、くぼみが少なくなり膿栓はできにくくなるのですが、扁桃腺は体に害をもたらす細菌やウイルスを撃退するために白血球を出す大切な部分。しかも、扁桃腺を取るのには、高額な約15万以上という費用、さらに数日間入院しなければならないため、ためらう人は少なくありません。また扁桃腺をとっても膿栓ができてしまったという声が少なからずあるのも事実です。

6.まとめ

歯も胃も悪くない場合に起こる口臭の原因についてお伝えしましたが、いかがだったでしょうか?考えられる原因に膿栓があげられます。膿栓は定期的に取り除く努力や予防しなければならない厄介なものです。手術という方法もありますが、それも完璧な方法ではありません。原因不明の口臭の原因が膿栓かもと思った方は、定期的に口の中をメンテナンスすることをおすすめします。

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