口臭の教科書


学会で発表された論文によると、この通りだそうです。ミント味などでスッキリした気持ちになっているだけで、実際には口臭がしているんですね。その原因と言われているのが、舌苔などの口の奥の汚れです。

歯磨きをすると、むしろ舌の奥に溜まっていた汚れが出てきて、口臭が悪化する人が多くなるようです。朝の電車でも近くの人の「あくびが臭い」という体験はありませんか?もちろん、本人は歯磨きをしていても、あくびによって奥の方から口臭がもれてきているんでしょうね。

そこで、舌磨きは有効なのですが、問題があります。それは・・・・「ほとんどの人がやりすぎて逆効果」なんです。良くあるのがこの3つです。

  1. 歯磨きをして、そのまま歯ブラシで舌を磨く
  2. ピンクになるまで徹底的に磨く
  3. 奥の方まで磨く

舌磨きで血が出る

大抵の舌磨きはやりすぎなので、血が出る人が多いです。基本的にデリケートな部分ですから、歯ブラシで磨けば当然に傷がついてしまいます。また、歯ブラシ自体は衛生的ではないため、傷口からばい菌も入りやすくなります。

 

舌磨きで味覚障害になる

血が出る以外にも多いのが「味覚障害」です。味が分からなくなるケースがよくみられます。何を食べても味を感じないので、食事の味付けが濃くなってしまうという方もいますね。

テレビなどで舌磨きが流行ってグッズも出ていたけれど購入するのが面倒くさかったので歯ブラシで歯磨きついでに舌磨きも行っていました。毎日程よくこすっていたけれど汚れが落ちていない気がしたので、ある日は舌を思いっきり出して綺麗になるまでこすりました。すると次の日のご飯を食べる時に食べ物の味が感じられなくなっていました。何を食べても味が感じないので少し味も濃い目に付けてしまいました。その後舌磨きをやめたら味覚が戻りました。それからは舌磨きの強さ、頻度を見直しました。
(女性 無職 31歳 岩手県)

 

舌磨きで口臭が悪化する

また、舌を磨きすぎて逆に口臭が悪化したというケースもあります。

舌を磨きすぎて、舌に細かい傷がどんどんできました。 また、その細かい傷口に汚れが入り舌磨きしても取れない状況になりました。 余計に舌が汚くなり、口臭も今まで以上に臭うようになりました。 ですが,歯磨きだけでは追い付かずどうすることも出来なくなり、結局歯医者さんにかかることになってしまいました。 毎日しっかり舌磨きをしていれば,汚れもなくなり口臭が臭うこともなくなるだろうという安易な考えで行ってしまった結果、 最悪の結果を招いてしまったことに後悔しております。。
(女性 会社員 24歳 広島県)

 

舌磨きで奥まで磨いてしまって血がでる

どうしても奥の方の汚れが気になってしまいますが、舌の奥には有郭乳頭が出っ張っているので、これに引っ掛けて血が出るケースがあります。

だから、奥まで突っ込まずに、舌磨きをするしかないんですね。

上記の論文によると、舌を傷つけない方法で丁寧に舌苔を取り除くと、口臭レベルは下がるという実験結果がでています。やはり舌苔はない方がいいようです。その傷をつけない方法ってのが難しいのですが、実験では、舌苔は専門家によるガーゼでの清掃や特殊な吸引法の併用できれいにしたようです。自分で全く同じことができるという訳ではないですね。しかし、舌磨き専用の舌ブラシを使って、舌苔ケアをすることは良いはずです。ただし、くれぐれもやりすぎに注意ですね。

唾液腺マッサージ

口腔環境を整える大きな役目は、唾液が担っています。この唾液の分泌が減少することで、口の中の細菌が繁殖しますので、ぜひ唾液腺マッサージも行いましょう。大きく分けで、耳下腺、顎下腺、舌下腺の3つの部位をマッサージしましょう。

いいの製薬式唾液腺マッサージなら一度でマッサージできます。

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